この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エメラルドの鎮魂歌
第2章 その薔薇の秘密は誰も知らない
丹念に口づけを繰り返しながら、八雲は瑞葉のまだ幼い少年の像の花茎をゆっくりと扱き上げる。
「…ああ…っ…や…あ…ん…っ…」
瑞葉の薄桃色の唇から、甘い喘ぎ声が漏れ出す。
自分の淫らな声に、扱かれた性器の先から溢れ出す愛蜜の水音が重なり、瑞葉の羞恥を否が応でも昂まらせる。
「…段々、感度が良くなられてきましたね…。
…最近は私が触れると…すぐにお濡れになるようになりましたよ…」
低い美声で含み笑いをされ、瑞葉はいやいやをした。
「…いや…だ…。意地悪…だ…八雲…わざと辱めようとして…る…」
まるで水晶の欠片のような涙を零す瑞葉の唇を情熱的に奪う。
「…お可愛らしい方だ…。私は貴方が赤ちゃんの頃からずっと、このお身体の隅々まで熟知しているのですよ…。
何を今更恥ずかしがられるのですか…」
言いながらも、男の手は熟練した動きで瑞葉を快楽の高みに連れて行く。
「…ああっ…んっ…はあ…っ…やあ…あ…」
乱れながら、甘えるように八雲の胸にもたれかかる。

…夜着の裾がたくし上げられた肉付きの薄い双丘に、硬く熱いものが押し付けられる。
はっと我に返り、息を詰める。
「…お分かりになりますか…?これが何か…」
男のやや掠れた色香に満ちた声が鼓膜に響く。
瑞葉は快楽に喘ぎながら答える。
「…八雲の…」
「…そうです。…私のものは…貴方が欲しくて猛り狂っております…」
そう言いながら緩く腰を遣い、熱く硬い牡を瑞葉の双丘に擦り付ける。
「…ああ…熱…い…」
八雲の牡はスラックス越しだというのに、火傷しそうな熱量を瑞葉に伝えてくるのだ。

「…貴方が快楽に酔い痴れるお姿を見るだけで…私は思わず達してしまいそうになる…」
言いしなに、薄い耳朶を噛まれる。
「…っ…!…んんっ…八…雲…!…ああ…も…う…」
八雲の手の動きが速くなる。
瑞葉は思わず華奢なか細い腰を揺らめかせる。
「…ああっ…!…もう…達く…達く…っ!」
出るではなく、達くと言うようにと教え込まれた。
瑞葉は男に従順に従う。
男の牡が痛いほどに押し付けられる。

…いつか…この熱く硬い凶器のような牡を…受け入れるのだろうか…。

その妄想だけで、背筋にぞくりと甘い快感が走る。
同時に昂まりきった花茎は男の手の中で、白い花蜜を爆ぜさせた。
「…ああ…っ…達…ちゃ…う…」
花蜜は瑞葉の透き通るような白い太腿をしたたかに濡らした…。
/281ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ