この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エメラルドの鎮魂歌
第3章 禁断の愛の果実
「…ああ…瑞葉様…。貴方は…何というお身体をされているのですか…」
色ごとに長けた八雲ですら、吐精を留めるので精一杯なほどに、瑞葉の花筒の中はえもいわれぬほどに素晴らしい締め付けと滑らかさであった。
また、桜色に染まった身体からは伽羅の香りがいつもより濃く立ち昇り、八雲を酔わせる。

「…そんな…んんっ…」
己れの最奥に長大な牡を受け入れただけで、息も絶え絶えな瑞葉には、そのような問いに答えられる筈もない。
「…私を…締め付けて離さないのですよ…。貴方の中は…まるで上質な天鵞絨のようだ…」
…気持ち良すぎる…と、低く呻くように呟くと緩やかに…しかし力強く律動を始めた。

「…ああっ!…ん…や…っ…深…い…」
最奥を犯され、更に突き上げられる。
荒々しい律動を与えられ、瑞葉は息を弾ませる。
まだ破瓜されたばかりの未熟な淫肉を擦り上げられ、暴かれる。
「…ああ…あつ…い…」
苦痛ばかりではない、肉の中から次第に滲み出るようなじわりとした快楽の種火…。
「…気持ちいいの…?瑞葉…」
ぞんざいな…今までにない馴れ馴れしい口振り…。
呼び捨てにされ…背筋がぞくりと疼いた。
「…んっ…は…ああ…っ…」
「素直に快楽を口にしてご覧…。
ねえ…瑞葉…」
身体が浮き上がるほど、再び激しく突き上げられる。
「ああっ…!…や…ああ…ん…っ…」
「気持ちいい?…私の瑞葉…」
鼓膜を甘く犯される。
「…ああ…い…いい…」
「気持ちいい?…言って…」
尚も揺すられる。
瑞葉の慎ましやかな花環は痛々しいほどに開かれ…男の凶器のように獰猛な鋭い牡を根本まで呑み込んでいた。
…男の濃い下草の茂みが青白くきめ細やかな双丘に擦り付けられる。
…まるで…無理やり…犯されているみたい…。
倒錯的な妄想が、瑞葉の悦楽を昂める。

「…きもち…いい…。すご…く…いい…おかしく…なりそ…う…」
男は薄く笑い、桜貝のように透き通る耳朶を噛んだ。
「…可愛い私の瑞葉…。
もっともっと…悦くしてあげるよ…」

改めて腰を抱え上げられ、最奥の更に奥を突き上げられる。
「ああっ…!いや…あ…んんっ…!」
激しい律動と、荒々しい口づけ…。
息も出来ない中、淫らな水音が響き渡る。
男の先走りの牡液が白く泡立つ音だと、初心な瑞葉は知る由もない。

…ただひたすら、八雲が齎す野蛮で甘く痺れるような快楽に翻弄され続けたのだ…。


/281ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ