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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第7章 嫌な事は全部、俺が忘れさせる
ふと繁正さんと目が合うと、触れるだけのキスをされた。
少し離れるとまたキスをして、そして離れる…
4度目のキスで唇を舐められ、口を開けるよう突いてくる。
口を開けると即座に舌が入ってきて、私のに絡み付いてくる。
唾液を混ぜ回せるように動き、絡んだ舌を軽く吸われる。
「んふっ…」
お湯の温度とキスの心地良さに頭がフワフワしていると、股の間に硬い感触が…
繁正さんのが当たってる…!?
キスの快感よりも、主張するソレを意識してしまう…!
反応が鈍くなった私を彼は唇を付けたまま質問してくる。
「キスに集中して」
「や、だって…」
「だって、何?」
肌の隅々まで繁正さんに触れ合って、数センチの所でジッと熱っぽく見つめられると、硬いアレのせいもあって、彼の部屋に連れ込まれてしたセックスを思い出してしまった…
「な、何でもない…です」
「本当に?首が赤いけど?」
「こ、これは…お風呂が、熱いから…あんっ」
右耳を甘噛みして、音を立てて吸われると吐息が漏れて、繁正さんの身体にしがみ付いた。