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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第7章 嫌な事は全部、俺が忘れさせる
「はっ…」
「んう、はんっ…」
大事な部分が擦れて、繁正さんの顔も切なげに歪む。
額にキスをされ、瞼や鼻にキスをして、唇にチュッと吸い付いた。
「…もういい?」
「……」
「拒否しないってことは、食べてもいいってことだよな?」
赤くなって俯いていると、腕を掴んで引き上げられた。
「まあ、今更拒否されても止められないけどね…」
身体を拭くのも程々に、裸のままベッドに連れ込まれた。
繁正さんはきちんと新しいタオルを巻いてくれているが、その一部分だけは盛り上がっている。
私だけ全裸で組み敷かれ、両手首を掴まれて身体を隠せない…
全身を浴びせられる視線を感じながら、瞼を固く閉じて羞恥に耐える。
首に触れたと思ったら、鎖骨から肩へと指が動き、胸を手の平に収めた。
やわやわと揉まれていると、腕が解放されると同時に強い快感が走った。
目を開けると、一方の乳首を指先で捏ねて、もう片方に舌で突いて舐めていた。