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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第8章 あの人の事がよく分からない…
「ん…」
目を開けると、真っ白な天井が目に入る
そっか、昨日繁正さんとラブホテルに来たんだった…
軽く身じろぎすると、繁正さんも目を覚ました。
「んー、おはよう…」
「おはようございます」
繁正さんのバスローブにしがみ付いた状態だったので、すぐに手を離した。
「ははっ、良い眺め」
「…?」
「前、開いてるよ」
視線を下に落とすと、バスローブの紐が解けて、下着が丸見えになっていた。
合わせを思いっきり引っ張って、亀のようにうつ伏せになり丸まった。
「み、見ないで下さい!!」
「あはは、昨日散々恥ずかしいところ見たのに、下着見られたくらいで騒がない」
昨夜の事が頭の中に浮かんで、顔は真っ赤になっているだろう。
枕に赤く染まった顔を埋める。
「大丈夫?
「あ、痛っ…」
身体を動かした瞬間。腰に痛みが走った。
「ああ、ごめん。昨日無理させちゃったな」
「その声…反省してないように聞こえますけど…」
「バレたか。凄く気持ち良かったからね…舞花ちゃんはどうだった?気持ち良かった?」