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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第2章 黙ってて欲しかったら、分かるよね…?
ただ、怖いのと同時に、ソレを知りたいという強い欲求が現れた。
もう少し…
「は、ごめっ…俺、もう…」
「あ、あっ、待っ…」
「ううっ…!」
繁正さんは身体を震わせると、グッタリと覆い被さってきた。
少しずつ身体の熱が冷めると同時に、ソレも遠ざかっていった。
「ごめん、舞花ちゃん…」
「ん…」
もうちょっとだったのに…
身体の力が抜けて、眠気が襲ってきた。
「舞花ちゃんのナカ、凄く狭くて…俺の締め付けて…あんなの初めてだったよ…」
嬉しそうに微笑む彼の笑顔がぼやけてくる。
薄れていく意識の中でも、繁正さんの腕の中は心地良かった…
「今日イケなかった分、明日はいっぱい気持ちよくしてあげるから…」