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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第3章 君を俺好みの女性にする
繁正さんは黒のスウェットに着替えていて、シンプルだけどカッコいい…
「あの…制服と下着は…?」
「アレ」
「!?」
指差した先には、風にはためく服と下着が…
勝手に洗濯してる!?
「洗濯したんですか!?」
「うん、汚れてたから」
「私何を着て帰れば良いんですか!?」
「帰らなくていいじゃん…ていうか、すぐ帰すわけないでしょ」
妖しく笑うと、ソファから立ち上がって、私の目の前に立った。
「昨日も言ったけど、君の秘密を知ったんだ。ちょっと言う事聞いてもらうよ」
「き、脅迫ですか?お金は持ってないですよ」
「お金なんて要らないよ。欲しいのは君だから」
繁正さんの発言に呆気に取られていると、顎を掴まれて唇を触られた。
「俺が想像してた以上に君の身体は気持ち良かった。その身体を他の男に触らせたくない…独り占めして、俺好みの最高の女性にしたいんだ」
「は、はぁ…」
「だから、男装の事を言わない代わりに舞花ちゃんのことを抱かせてくれないか?」