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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第6章 可愛い反応ばかりだと、男装してても抱いちゃうよ?

パスタって最近食べてなかったな…
1度考えると、絶対に食べたくなってくる。

「行きたい」
「言うと思った。じゃあ、そこで決まりね」

「後でURL送るねー」と言ってくれて、明後日へのモチベーションが少し上がった。

ーーーーーーー

ガチャ…

「…ふぅ、ただいま…」

翌日、仕事が終わると真っ直ぐ帰宅して、台所で晩ご飯を用意する。
温めたご飯と朝に作った残り物を掻き込んでから、すぐにシャワーと歯磨きを済ませた。

少しでも仮眠の時間を取りたくて、帰宅してから忙しなく動いた。

今日も疲れたけど、仕事あるんだよね…
まぁ今日頑張ったら、明日のランチはパスタだから…
下着のままベッドに潜り込んで、目を閉じた。

そういえば、2日間ほどあの人のこと見てないな…
作業効率の改善で来たんだから、他の部署にも行ってるんだろうな…

…別に気になってるわけじゃない。
あの人がいつ口を滑らせるか分からないから、ヒヤヒヤするから気になるんだ…

「何考えてるんだろ…寝よ」




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