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秘めた花は彼の腕の中で咲く
第2章 黙ってて欲しかったら、分かるよね…?
再び唇が重なり、舌が差し込まれた。
誘うように舌を舐められてるけど、どう動かしたらいいの!?
エッチなんて、20歳の時以来全くしてないし…
こんなやらしいことしてたっけ!?
「舌、俺のに合わせて…」
あれこれ考えて悶々としていると、彼にそう指示され、舌を追いかけるように動かしてみた。
私のぎこちない動きに彼は合わせてくれる。
ヌルヌルした舌同士が唾液を纏いながら絡まり、息さえも奪われていく…
口の中から溶けてく感覚、キスって気持ち良かったの…?
「ん、んん…」
「ん…上手いね…経験はあるけど、深い事まではシたこと無いのかな…?」
チュウウ…
「ふんんっ!」
舌を強めに吸われると身体が反応して、お腹の奥がジンジンと熱くなりだした。
唇が離れ、意識が朦朧としていると、不意に身体が浮き上がった。
男の人にお姫様抱っこをされていた。
「え、ちょっと…!?」
「ベッドに運ぶだけだから、大人しくして。ソファじゃ狭くて乱れられないだろ?」