この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スパイス
第11章 壊れるほどに 奪って

俺は服を全部脱ぎ捨てて、素っ裸のまま浴室に入って行った。
「あっ、歩」
焦りと恥じらいがごっちゃになった顔の和香奈。
「壊れたいんでしょ?」
そう言いながら、ずぶ濡れの和香奈を抱きしめる。
「歩……」
俺の名を呼ぶ和香奈の唇を塞ぎ、キスを繰り返す。
チュッチュッと最初は小さなリップ音を鳴らしていたが、何度も触れ合っているうちにチュッチュルチュッ……チュパチュッチュルと段々と大きく音が漏れる。
唇にしゃぶりつき、まだ迷う理性などがあるとしたら全部吸いつくしてしまう勢いで和香奈の唇を奪う。
「あっ、ああ…」目を瞑り、和香奈の声が漏れ始めた。
ノースリーブのワンピースをキスをしながら脱がしていった。
ピンクのブラジャーが目の前に現れると小さな膨らみを手の平で撫で回す。
上下お揃いのブラジャーとショーツ姿となった和香奈は恥じらいからか、ギュッと目を閉じたままだ。
和香奈を抱きしめながら、ビンビンにそそり勃つペニスをわざと和香奈の脇腹辺りにすりつけた。
「う……んっ」
上品なセックスはしないよ。
あいつの事が棲みついて離れない身体ならば、お望み通り奪って壊す…

