この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スパイス
第11章 壊れるほどに 奪って

部屋に入るといかにもラブホテルって感じの部屋だった。
部屋の照明も薄っすらピンクでやらしさを醸し出している。
大きなベッドを目の前にすると、ここで和香奈とヤッちゃうのかと想像したら、下半身がムキムキと健康な男サインを俺に送ってくる。
隣り合わせにソファに座って、テレビをつけてリラックスを心掛けるが、スイッチを入れたら、いきなり「あっ……あん」と激しく喘ぐ女の声。
オッパイをブラブラさせながら、後ろから男に突かれてる。
消そうか消さないか迷ってると、和香奈が笑い出した。
「クールな歩が焦る姿は、意外と可愛い」
「可愛い言うな!」
「AVの女優って凄いよね。仕事でこんな事出来るんだもん」
「金の為だろ?」
「そうね。お金貰えなきゃ、愛のないセックスしないよね」
「だろうね」
俺達はどうなるんだろう……
「お風呂でも入る?」
答えは互いの心の中か……
「ああ……そうするか」
和香奈は浴室に歩いて行った。
暫くすると「キャー」と悲鳴を上げるから、急いで浴室に行ってみるとずぶ濡れになった和香奈が居た。
「シャワーとお風呂の蛇口間違えちゃった」
和香奈の着ていた白いワンピースは水に透けて、ピンクのブラジャーが浮かび上がって見える。
ムラムラっと来た。

