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第13章 始まりは性愛

 部屋に着き、ドアを閉めると同時に抑えていた欲望が吹き出した。
荒々しく貪るように唇を重ね合い、当たり前のように舌を絡める。
俺に寄り掛かる和香奈を抱きかかえベッドへと移動する。
優しくベッドの上に下ろすと同時に両足を掲げてストッキングを脱がした。

「え、え、歩」

 戸惑いの声を上げる和香奈。
両手をバンザイさせた状態で、脱がしたストッキングで両脚を拘束し、スカートを履いたままでショーツを一気に下げる。

「えっ、えーちょっと待って!恥ずかしいよ!」

「この間のAᐯみたいでしょ?和香奈は恥ずかしい事好きだよね?」

 構う事なく、脚を広げさせて、中身が見えてしまうほど指で広げた。

「う、う、ヤッ、シャワーも浴びてないし、そんな事、ダメだよ!」

「抵抗する割には身体は悦んでるみたいだよ。綺麗な眺めだ。ピンク色の花びらに雫が溜まってるよ。どんどん溢れてくるよ」

「……言わないでよ、歩。恥ずかしくて堪えらんないよ」

「恥ずかしいとこ見せ合うのも信頼関係じゃない?」

「歩……」

「一緒に気持ち良くなろう」

「……う……ん」

 羞恥も気持ち良いに繋がるのは、和香奈だってしってるだろ?

 柔肌の花びらの中に指を入れてゆっくりと円を描き、雫を掬いだす。

「あ、あああ……あぁ………」

 君の身体は正直だ。
指を包み込んで、もっと奥へと誘うかのように雫を溢れさせて準備を整える。
蕾を膨らませながら恥じらいの部分に潤いを求めた。
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