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第18章 女！！女って生き物

　デザートも食べ終わり、いよいよ帰る準備をしていると、「４歳の誕生日おめでとう」そう言われて、歩から可愛い包みが星空に渡された。
星空は「うわ〜うわ〜有り難う！！」と言いながらはしゃぐ。
和香奈からも「お口に合うかどうか分かりませんが、宜しかったらどうぞと可愛いクマのキャラクターが描かれたエコバッグに入ったものを手渡される。

「えっ、あっ、和香ちゃん……もう気を遣わかないで！」

「甘い物お好きだと歩さんから聞いたんで、味見してみて下さい」

「本当に気を遣わないでね。
でも嬉しいわ。有り難うございます。
今度是非家に遊びに来て下さい。
もうすぐ実家から牡蠣が送られてくるんです。
良かったら食べてみて下さい」

「有り難う御座います。楽しみにしてます」

「じゃあ、ここは俺が払うよ。暫くの間お世話になります」そう言ってご馳走してくれた。

　
　歩にお礼を言ってファミレスから出ると、「そんなに遅くならないけど、親父達先に帰っていて」と言い出す。

　合鍵も渡してあるし、恋人と一緒なのだから余り詮索もせずに一足先に家へと帰った。

　車の中で聡は和香奈を良い子で良かったとベタ褒めだったが、「昔の男の事まで話すのはやっぱ今時の子だよな。
そこはあんまりいい気しないけど、ちゃんと働いてるみたいだし、まあいいんじゃね」


　やっぱり昭和の時代に育った私達から見たら、今時よね（笑）