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第20章 ドMの和香奈
車に戻り、服を着替える。
まだまだ裸のまんまイチャイチャしていたい気持ちはあったけど、そんな気持ちを抑えて車は動き出す。
ハンドルを握る和香奈に話し掛ける。
「今度は何処で試そうか?」
「誰にも見られない場所があればいいけど…」
「さっきの場所だって絶対はないからな」
「えっ!そうなの?」
「そうだよ。人は滅多に来ない穴場だけど、絶対はないだろ」
「だよね」
「あの場所は、子供の頃に親父に連れられて天体観測したんだ」
「へえー」
「静かに夜空が眺められて、昔はあんなに草は生茂ってなくてさ、草むらの向こう側にある川のほとりで、川面に映る月を眺めたり、コーヒーを飲みながら夜空の星を眺めたりしたんだ」
「そうだったんだ」
「その頃は母さんも一緒だった。
コーヒー飲むとトイレが近くなるだろ?交代で草むらに小便したっけな」
「じゃあ思い出の場所だったんだ」
「セックスするには穴場だったのは発見だよな。
チュウとオッパイ揉んでイチャイチャして帰る予定だったけど、おさまりがつかなくて、野外プレイしちまった」
「バ〜カ」
「感じたくせに」
「歩だからだよ」