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スパイス
第20章 ドMの和香奈
コンビニの入り口の扉が開き、和香奈は緊張した面持ちで中へと入っていく。
俺はその一歩後ろを歩く。
店の前に停まる車が2、3台で、店内は店員を含めた男女10人程度。
夜遅くにコンビニを利用する客に子供は居ないようだ。
スカートが捲れないように両手をピッタリと太腿辺りに置き、最新の注意を払う姿はまた可愛らしく思うのだが、そんな和香奈のスカートを捲りたくなるような衝動に襲われる。
が、それをしちゃったら犯罪。
理性で抑えて、ひとりよがりなエッチ妄想を暫し楽しんだ。
野外エッチでかなり興奮した俺は、もし和香奈がいろんな男達の視線が注がれる場所で裸にして、獣達の群れに離したらと考えただけでまた興奮蘇り、試してみたくもなった。
勿論、リアルでそんな事をするつもりはない。
ただ、俺以外の男達に和香奈が代わる代わる愛撫されたら、最期まで許してしまうのか?
それとも力には勝てずされるがままになっていたとしても、最期の挿入時には泣き叫び、俺の名を叫んで抵抗してくれるのだろうか?
かなり下衆な妄想だが、和香奈と過激なプレイを試す度に心の底にある哀しみや孤独を忘れる事が出来た。
何をしても許してくれる和香奈に甘える事で救われた気がしたんだ。
誰よりも大事な人のはずなのに、そんな衝動に駆られてしまう……