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スパイス
第20章 ドMの和香奈
口に突っ込んだハンカチを取り出し、「ねえ、チンポ欲しくなった?」と聞いてみた。
和香奈は潤んだ目をしてコクリと頷く。
手を引いて身体を起こし、ベンチに手をつかせて前屈みになるポーズを取らせた。
俺はジーンズのベルトを緩め、小便をするスタイルを取った。
和香奈の尻を俺の方に向けてインサートの準備を整えた。
腰をグイッと引き、スカートを捲りあげて生尻を曝け出した。
太腿をしっかり両手で掴み、濡れた秘部を指で弄り、場所を確認した後に一気に勃起したイチモツを押し込んだ。
「ウ………ウァ………」
呻き声のように苦しそうに喘ぐ和香奈の口に再びハンカチを押し込み、声のボリュームをダウンさせる。
人気がないとはいえ、こんな場所での露出セックスは興奮もするが、最善の注意も必要だ。
イケナイ事をしている罪悪感より、好奇心の方が勝ってしまう。
もはや自分達の性癖が変態の一歩寸前まできている事を自覚しなければいけない。
「ハア……アッ、アア……」
「アッ、アア……」
雄と雌は重なりながら遠慮がちに小さく喘ぎ、パンパンパンパンと交尾音を響かせた。
なあ、和香奈……今夜の俺は身体の中で作られる精液を一滴残らず放出して帰りたいと思ったんだ。
「気持ちいいよ……和香奈」
一層、お前の中で蕩けてしまえばいいのに………