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第3章 これは恋
そして迎えた約束の日
夏帆ちゃんの家から徒歩3分くらいの場所にあるコンビニの駐車場で待ち合わせ。
☆
もう着きましたよ。
ダークグリンのインプレッサが俺の愛車です。
コンビニの入り口の間近に止めてます。
☆
とメールを打って暫くすると、夏帆ちゃんが助手席をコンコンとノックしてきた。
俺の顔を見てニコッと笑う顔はやっぱり可愛い。
窓を開けて「おはよう、夏帆ちゃん乗って」と言うと、「おはようございます。お邪魔します」と乗り込んできた。
コンビニの袋を手に持つ夏帆ちゃんは、「聡君、コーヒー買ってきたので選んで下さい。
コーヒーを2本出された。
俺はミルクの入ってない方を受け取った。
あ、あとね、眠気防止のガムでしょ、それに私のお気に入りのフルーツ味の飴もね!」
ガサゴソと音を立てながら、コンビニの袋の中のものを説明する夏帆ちゃんは遠足に行く子供のようにはしゃいでいた。