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永遠の愛を奪って
第4章 永遠の愛と出会い



「まだ話が途中だっただろ?」


いつ穂並さんが戻ってきてもいいように、青木くんは私との間を詰めて距離を縮めてこっそりと話してくる。

今にも肩が触れそうなほど近い……。



「そうだったね……。あっ、スーツ!
会社に来る前にクリーニングに出していたスーツを受け取って来たの。それを渡したいんだけど……」


「ありがとう。それじゃ、仕事終わりにまた二人で飯でも食いに行こうか?

休憩時間に小春に悪いことをしてしまったし、お詫びに奢る」


「またご飯に行ってくれるの……!?」



「行ってくれるって……。ご飯くらい敷居が高くないだろ?抱かれてもまだオレに慣れてねぇの?」


「っ……、他の人にも誘われて忙しいと思ったから」


「そんなに頻繁に誘われないから忙しくないって」


「じゃあ、私に話したかったことって何?」


「それは……――――」


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