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第5章 好きな人は……

そこで指を動かされて擦られるとくちゅくちゅと粘着質な水音が聞こえてきた。


こんなに濡らしてしまっているのが恥ずかしくて両手で顔を隠した。



「キスした時から濡れてた……」


「ふーん。でもキスしたのは今が始めてじゃねーけど？朝にラブホから出た後もしたし、休憩時間と晩御飯を食べた後にもした。どれだよ？」



「ッ……、休憩時間の時から……」


「その時から濡れてたのかー。仕事に集中できた？」


「……いつもよりできなかったかも」


「可愛い……。でもそこからずっと我慢してたのか……。我慢させてしまったから小春のこと気持ちよくさせてあげたいな」


ぬるりとしている秘部を青木くんが上下に擦るとキスよりも刺激的な快感が体に走る。


しかもひとりエッチで触った時よりも気持ち良くて淫らな声も上げてしまう。


「アッ、アアッ…、アアンッ…、ダメっ…、そんなにいじっちゃ……、ンッ…、恥ずか…しいから……」