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第5章 好きな人は……

「こう……？」


肉棒を抜かれた後に言われた通りに青木くんの方を向いて四つん這いになってみると、なぜなのか軽く笑われた。



「それだとフェラする格好みたいだな」


「フェラ……！？」


「その反応だとフェラは知ってるんだ？」


「うん……。それは知ってる……」


元カレに教えてもらったから……、なんて馬鹿正直には話せないから知っているというところで留めておく。


抱かれている途中に他の男の話題を出すのも失礼だと思うし……。


「処女だった小春が意外とエロいことを知っていて驚いたんだけど」


「そっ、そんなことないなよ……！」


「でもオレがして欲しかった四つん這いは違うから。オレの方にお尻を向けて欲しいんだよなー」


「えっ……、それも恥ずかしいって」


「フェラは知ってて後背位は知らねーとか言わないよな？」