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永遠の愛を奪って
第6章 セフレor恋人?
「よかったぁ……。穂並さんと恋のライバルにならなくて……」
安堵した私はようやく端を持って食事を始める。
時計を見ると昼休みまで後二十分くらいで急いで食べる必要があった。
「考えすぎ。そんなことにはならないって。あたしは小春を応援するもん」
急いで食べようとするものの、じんと涙が滲むような言葉を聞いて箸が止まった。
怪しんで見てしまうことがあったけど、無駄な不安を抱いていた自分が浅はかに思えてくる。
「穂並さん……。今まで黙っていてごめんなさい」
「やっとモヤモヤがスッキリしてご飯が美味しく感じるわ」
「私もです」
「じゃあ、今日の帰りは付き合ってよね。小春の恋バナをいっぱい聞きたいし」
「ありがとうございます!実は相談したいことがあったんですよ」