この作品は18歳未満閲覧禁止です
![](/image/skin/separater50.gif)
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永遠の愛を奪って
第6章 セフレor恋人?
![](/image/mobi/1px_nocolor.gif)
穂並さんのその一言で浮かれていた私の笑顔が固まった。
「えっ……」
青木くんに“好きだ”っとは言われたけど、よく考えると“付き合おう”っとは言われていない。
「まさか言われてないの?」
「……はい」
「マジで?」
「はい……」
「それってハッキリしてないんじゃない……?」
「いやいやいや!普通、好きな人じゃないと好きだなんて言わないじゃないですか!」
「小春は純粋ねぇ~。セフレにも“好き”って言う人がいるでしょー」
「そうなんですか……?」
「男女の体の付き合いは奥が深いものよ。
それに、なんで小春に今更“好きだ”なんて言うのか不思議よね。
好きだったら無視し続けるのはおかしいし、もっと早く好きだって伝えろって話しよ」
確かに……。言われてみればそうだ。
どうして土嶋さんの話を出してから機嫌が悪くなって、私と話さないようになったのかも未だに謎だし……。
![](/image/skin/separater50.gif)
![](/image/skin/separater50.gif)