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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり
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沢山の人が各々遊んでいる中、プールの隅に移動してから青木くんにそう言われて首を傾げた。
「ん?なに?」
「……乳首が立ってるのが見えるんだけど」
「ええっ!?……そんなとこまで見ないでよ」
下を向いて胸の辺りを確認してみると、確かにそこが盛り上がって見えていた。
でも感じているわけでもないし、自然にこうなってしまっているからなんとも言えない。
「彼女だからいっぱい見るって。小春の体を色んな形で見たいし」
「もう!変態なんだからー!」
戯れるようにバシャッと水を掛けると青木くんは楽しそうに笑っていた。
スーツを着ている時の笑顔とは違くて、まるではしゃいでいる子供のように見える。
素の笑顔を見ることができて嬉しくて私も同じように笑った。
「浮き輪かビーチボールか持ってくればよかったな。あっ……、あそこでビーチボールを借りれるみたいだから持ってくるな」
「分かった。ここのプールサイドに座って待ってるね」
プールからあがって近くに腰を下ろし、ビーチボールを借りに行った青木くんを見守る。
すると、なぜなのか辿り着く前に足を止めて何かを見ていているようだった。
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