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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり
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もう分かりきっていることだけど改めて聞いてみる。
名前の呼び方と彼女のいる男に頼ろうとしているのだからすでに答えは見えているけど、どのくらい仲がいいのか気になってたまらない。
「まぁ……、葉月とはいろいろあったから……。同期だし、……特別というか」
“特別”という言葉が重くのしかかる。つまり同期以上だということになるんだろう。
同時にふと頭に過ったのは女性社員二人が言っていたことだった。
それは土嶋さんと青木くんが男女の関係であること……。
ただの噂だと思っていたのに、土嶋さんの話に触れるたびにその噂が色濃くなっていって怖くなる。
「友達みたいな感じ……?」
「……多分、そんな感じ」
プールで青木くんが他の女性を見ていた時よりもずっと嫌な気持ちになってモヤモヤしてきた。
過去を変えることはできないからどうしようもないんだけど……。
「でも愛してるのは小春だから。……信じて欲しい」
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