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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり
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「……嘘だよ。ついてねーから」
唇を離した後、騙されて焦っていた私を面白がるようにニヤリと笑っていた。
でも触れたいと思っている気持ちが同じなのが嬉しくてこちらまで口元が緩んでくる。
「もう……!びっくりしたじゃん……」
「キスしたくなったからしただけなのに驚きすぎ。でも小春の反応っていつ見ても面白いなー」
それから他愛のない話をしたり、一緒にご飯を食べたり、夜にはセックスをして同じベッドで眠った。
一日中、青木くんと過ごすことができて同棲しているような気分になった。
三日間もあったのに、仕事をしている時とは違ってあっという間に時間が過ぎていく。
不安に思うこともあったけどそれほど幸せに思えたはじめてのお泊りだった。
青木くんとの楽しい旅行を終えた次の日。
軽い足取りで会社に行き、自分のデスクに座ってから穂並さんに買ってきたお土産を渡した。
「お土産ありがとう、小春!……なにこれ?」
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