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永遠の愛を奪って
第11章 ひとりにしないで
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胸を押し付けるだけでなく、恋人のようにべったりと抱きついて祐に顔を近づける土嶋さん。
それ以上、進まれるのは嫌だ……。
触れてすら欲しくないけど、キスなんてもっとして欲しくない。
わざと見せつけられているような気もするけど、昨日の帰りに言ってきたことが本気だと分かる。
土嶋さんは本気で私から祐を奪おうとしているんだ。
彼女なんだから止めに行く権利が十分あるのに、体が動かなくて見ていることしかできない。
どうして私はこんなにも勇気が出ないんだろう……。
祐のことが大好きで取られたくないのに、土嶋さんのように行動に移すことができない……。
「っ……、フェラはしなくていいから……」
「わたしはしたいなー。久しぶりに祐のおちんちんを咥えたいもん」
「葉月……」
「だから、仕事が終わったらラブホに行こう?……祐のこといっぱい気持ち良くするから」
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