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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…
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「うわっ、性格わるそー。青木くんと同じ歳の女といえば白米さんもいるよね」
「でも白米さんって青木くんの同期じゃないし、彼氏がいたって聞いてたよ?」
その彼氏ならとっくに別れている。もう長い間、彼氏なんていない。
「ふーん。彼氏がいるなら他の男を狙わないよね?
また話すきっかけでも作って今晩こそ青木くんを飲みにでも誘おうかなー」
「えー!ずるい!わたしも行きたいー!」
今日も会社は平和で青木くんは人気である。
若い女子から青木くんの噂はたまに聞こえてくるからいつものことだ。
そう。いつものこと。
だけど……、今日は私の気分が違う。
二人の女性社員がトイレから去っていたのを見計い、個室を出て手を洗った。
私が抱かれたことをさっきの青木くんファンの女に知られたら絶対敵に回すだろうなー……。
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