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第12章 雨が上がりの口付けは……

「次はいつも通りにしようか……？」

「うん。私もそうしたい……」


股の上から下りてベッドに横になるように促された後、両脚を開かれて熱くて固い肉棒で貫かれる。


ヌプッと挿入する水音が立つほどゆっくりと動かしていた腰をどんどん早めてくる祐。


被さってきてから私の体を強く抱いて「ハァッ……」と深い溜息をつく。


男の色気を感じたせいもあって待っていた快感が体中に走り、快楽で乱れ狂う自分を少しでも抑えるように祐の背中に手を回して爪を立てた。


「小春のまんこ……、すごいことになってる……」


「どう感じるの……？」


「もういっぱい濡れていてすげーいやらしい……。小春のことがもっともっと欲しくなる」


「じゃあ、いっぱい感じて……？」


「うん……。小春はどう……？」


「すごくいい……。祐のが大きくて固いから気持ちよくておかしくなっちゃいそう……」