この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
永遠の愛を奪って
第12章 雨が上がりの口付けは……



「なっ、なんで……?」


一瞬、“別れる”という選択肢が脳裏を過った。


予想外の答えに温かくなっていた心が一気に冷たくなって重たくなった体から力が抜けていく。


真剣な眼差しで私のことを見てくるから冗談で言っているわけではないようだった。




「オレがそういう男だからだよ……」


「意味分かんない……。なにそれ……」


何が何だかさっぱり分からなくて混乱してきた。


目の前にいる祐のことを見つめていることで精一杯で、ぽかんと口が開きっぱなしになっている。



「とりあえず、今、決めたことを話すな。……これからは何も隠さないで小春に全部話す。
その代わり、小春もオレに隠し事はなしな。いいか?」


「もっ、もちろんだよ……。何でも話せるって言ったもん……」


自分の言ったことに責任は持てるけど、祐が話そうとしている本当の気持ちが何なのか分からなくて怖気づいてしまう。


祐の体に触れたくて伸ばしていた手も引っ込めてごくりと唾を飲んだ。


/788ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ