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永遠の愛を奪って
第13章 エッチな悪戯と危険な社員旅行
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「小春のそういうところが可愛いくて好き。戻ったらいっぱいイチャイチャしような。じゃあ、行ってくる」
サクッと用事を済ませるような声のトーンで言ってから祐は一旦部屋へと帰っていった。
アプリゲームでもやっていればすぐに時間が経って帰ってくるだろう。
そう思ってロビーのソファに深く座ったままスマホをいじって待つけれど、三十分経っても戻って来なかった。
意外と深刻な用事だったのかな……。
スマホの画面に向けていた視線をたまにエレベーターの方へ向けても帰ってくる気配はない。
あと三十分したら連絡を取ってみようかな……っと思い始めた時、エレベーターが降りて来てドアが開いた。
ソファに座ってその様子を見ていると降りたのは男性一人で祐ではなかった。
でも目が合った途端、こちらの方へ向かってくる。
「はくまい。こんなところにいないで部屋に帰ったらどうだ?」
その人は、今日、私とよく一緒にいた人である椿さんだった。
「えっ……。どうして椿さんがここに来るんですか?」
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