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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…



仕事のことや天気のことなど、当たり障りのない話をしているうちにイタリアンのお店に到着した。


テーブル席へ案内されてから注文をして料理が運ばれてくる。


「これが穂並さんが言ってたパスタかー。美味しそうだな」


「麺がモチモチしていて美味しいよ」


私が注文したのはミートソースパスタ。


穂並さんといる時よりも口周りを気にしながら料理を丁寧に食べていく。


「本当だ。小春の言う通り美味い」


「あはは、良かったー」


男性と二人きりでご飯を食べるのはどれくらいぶりだろう。


元カレと別れてから男友達との付き合いなんてなかったから、上品に食べるのは久しぶりだ。



でもここまできても話したのはどれも会社でも話せる無難なこと。


一体、私と何を話したいのかな……。


もし、妊娠したらとか?



それともお酒の勢いで抱いたことを謝るために呼び出したとか……?


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