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永遠の愛を奪って
第16章 満たされる心と体。そして……
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雪が降り積もる中、私は久しぶりに祐と晩ご飯を食べに行った。
久しぶりだったから世間話もいつもより盛り上がる。
でもご飯を食べてからラブホテルへ移動して部屋へと入ると、祐はスーツのジャケットを脱いでベッドへ倒れ込んだ。
静かな場所で目を閉じて休んでいるようにも思える。
そんな祐の邪魔をしないように私もコートを脱いで横になった。
「あー、ふかふかで気持ちいいな」
「そうだね。こうやって一緒にいるのも久しぶりだよね」
「うん。小春に触れたかったから嬉しい……」
私の方に体を向けてきてから細めた目をして髪に触れてくる。
雪のせいで湿っているけど、祐は気にしないで頭を撫でていた。
「ねぇ、祐。土嶋さんとしていた約束のこと教えて……?」
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