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永遠の愛を奪って
第16章 満たされる心と体。そして……
甘い表情で顔を覗きながら誘われると断れなくなる。
ずっと祐と触れ合いたくて、愛してもらいたかったから断るつもりもなかったけど。
「……いいよ」
唇を軽く当ててからそう言うと同じように微笑んでもらえた。
冷たかった雰囲気から少しずつ幸せな時間が戻ってくるのが嬉しくてたまらない。
「その前にシャワー浴びてくるね。雪で濡れて裸になるにはちょっと寒いから」
「これから汗かくほど熱くなるのに?」
今日はどこまでするつもりなんだろう。
セックスをするのは久しぶりだから今晩はたくさん求められそうだ。
前に体を重ねたことを思い出すとカァッと顔が熱くなってきた。新鮮なのはいいけれど緊張する。
「っ……、いいの。臭いって思われたくないから。とにかくシャワーを浴びてくる」
「じゃあ、オレも小春と一緒に行く」