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永遠の愛を奪って
第16章 満たされる心と体。そして……
まだ付き合って一年も経ってないのにこんなことを話すのは重いかな……。
背中から温めてくれる祐の方を振り向くのが怖かった。
体にかかる水がタイル張りの床へと滴る音がしばらく聞こえた。
「――――ても……ったのに……」
「えっ……?」
シャワーから勢いよく出る水の音のせいで祐の呟いたことが聞き取れなかった。
後ろにいる祐の方に振り向くと、何ら変わらない表情で私にお湯をかけていた。
「そういうこと」
「ちょっと待って。どういうこと?」
「いいから前を向けって。じゃないと洗ってる時におっぱい揉むぞ」
「さっき揉んでたじゃん」
何を言ったのか教えてもらえないから分からないけど、祐は笑い気味で背後から私の胸にも触れてくる。
拒否権はないようで小さな胸を手ですっぽり包まれた。
「んっ……、ダメだって……」