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永遠の愛を奪って
第16章 満たされる心と体。そして……
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乱れた呼吸をしながら見つめられてちゅっとキスを落とされると、祐は私の隣に倒れるように横になる。
激しく腰を振っていたからなのかいつもより汗をかいているように思えた。
「今日はいっぱい突いてきたね……」
「溜まってたからいつもより小春のこと滅茶苦茶にしたかった……。痛かった……?」
「ううん。いっぱい濡れちゃうくらい激しかった」
眠そうな顔をしているほど疲れて切った祐に笑い掛けると今度は優しく腕の中に閉じ込められた。
絶頂に達して火照っていた体が少しずつ元に戻っていく。
しばらく黙ったまま抱きしめられているだけの時間が続いていた。
でも祐と二人きりで過ごす中で、この時間もとても好きで時計の進みが早く感じる時だった。
体が重くて眠いけれど、寝てしまうのがもったいないくらいに……。
「……なぁ、小春。オレのどこが許せないの?」
「えっ……」
「仲直りしたけど、まだモヤモヤしてるところがありそうだなって思ったから。嫌なところがあったら直せるように頑張るから言って欲しい」
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