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永遠の愛を奪って
第16章 満たされる心と体。そして……
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「小春との時間を少しでも大切にしたいし……。あっ、そういえば穂並さんの結婚祝いを渡すの忘れてた!」
「あっ、私も!」
「それは明日決めよう!仕事が終わったらいつものところで待ち合わせな。
飯を食いながら何をプレゼントするか決めよう」
「えっ、明日!?それもいきなりだね……」
「なんでも早い方がいいんだって。明日仕事に行けば休みだし、今日より話せる時間も長いだろ」
「うっ、うん……」
今日の祐は何もかも急だ。
土嶋さんのことも、会社帰りにデートをすることも、セックスをすることも……。
今のことを早く決めないと忘れてしまうほど仕事が忙しくて頭が回らないのだろうか。
それほど疲れているにも関わらず、私と会って一緒に過ごす時間を作ってくれるのだから愛されているのは間違いないけれど……。
どうしてこんなにも急ぐ必要があるのか分からなかった。
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