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永遠の愛を奪って
第18章 彼氏宣言と事情
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謝罪されると共に渡されたのはコンビニのロゴが印刷されている白いビニール袋。
その中を見てみるとアーモンドチョコレートにクッキーやじゃがいものお菓子、羊羹と栗もなかがいくつか入っていた。
「たまにはこういうの食いたくなるよな。小春が好きなお菓子も買ってきたから一緒に食べよう?
あっ、ばーちゃんは和菓子が好きみたいだからそれも買ってきた」
「どうしていきなり……?」
「小春と仲直りしたくて……。昨日怒らせちゃったお詫びっていうか……」
祐も私と仲直りしたかったんだ……。
考えていたことは同じだったと思うと一気に目頭が熱くなってきた。
「こんなにいっぱい買ってくれてありがとう……。私も祐と仲直りしたかった」
そう言うと祐は目を細めて微笑んで靴を脱いで家に上がってから優しく抱きしめてくれた。
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