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永遠の愛を奪って
第19章 溺愛とさよならの決心
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「なんで?今は小春のことを大事にしようって気持ちになってたんだけど」
「だって、おちんちんが固くなってるから……」
抱き寄せられた時に尻に当たって気になっていた。起きたばかりなのにもう発情しているなんて……。
「これは朝立ちっていうやつ。エロい気持ちになってなくても自然と勃つの。
体目的じゃなくて純粋に小春のことを思ってるから」
「本当に?」
「うん、だから信じてくれよ」
「そうだよね。……ごめんね」
遠距離恋愛になることさえなければすごく幸せな環境なのに……。
肌に触れていられるのもあと九日しかないと思うと、変な意地を張ってしまって素直になれなくなってしまう。
ここで甘えられるのが可愛い女だと思うのに、どうして私はそういう女でいられないんだろう……。
祐にぎゅっと抱きしめられながら甘い時間に浸ると共に自分の情けなさを感じていた。
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