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永遠の愛を奪って
第19章 溺愛とさよならの決心
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女友達とも一線を引いてくれているから明日もの別々の時間を過ごしても大丈夫だろう。
……何より、祐のことを信じてあげないと。
「ありがとう、小春。いつも優しいよな……」
「祐だから優しくしたくなるんだよ」
もっと祐の特別になりたいと思って欲しくて見つめてから呟いてキスをすると、とびきり甘い微笑みを向けられる。
「小春のそういうところが大好きだ……。……オレもこれからいっぱい小春に優しくできるように頑張る」
「どんな風に優くしてくれるの?」
「こんな風に……」
互いに笑みを浮かべてから初めて抱いてくれた時のように祐は優しく胸を愛撫してくる。
処女である私に怖いと思われないように恐る恐る触れているようなこの感じは懐かしい。
「これからもこんなに優しくしてくれるんだ……?」
「セックスの時はこのままずっと優しくはできねーけど……。それ以外で小春のことを大事にするって意味で」
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