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永遠の愛を奪って
第20章 小春の望むこと



モヤモヤした気持ちを抱えながらも目を閉じて強引に眠ることにした。


その気持ちは次の日の朝になっても変わらなかった。


起きてから少し話したくても祐はまだ気持ちよさそうに眠っている。


どんなことでもいいからはっきり答えてよ……。


声に出さずに寝顔をみながら心の中でそう訴えた。


もちろん返事が返ってくることはなくて、居ても立ってもいられなくなった私は祐を置いて先に仕事へと行くことにした。


早く出社してやるような仕事はない。


でもひとりになるにはこの方法しかなかった。


祐と話したいけど、また話せないで終わると思ったから、ひとりになりたかったのもある。



さっさと準備をした私はお婆ちゃんの家を出て、朝ご飯は会社の近くにあるカフェで食べることにした。



端の席でコーヒーを飲んでからパンを持って食らい、提出するものを書いていると誰かが向かい側の椅子に座ってくる。


「そこはわたしの特等席なんですけど」


「つ…、土嶋さん……!?」


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