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永遠の愛を奪って
第22章 プロポーズ



「こんなところでそういう事を言わそうとするのはキモいからやめて」


話すことも話したし、二人は今日も仲良しなようだから邪魔しないように先に会社へ向かう。


少し早めの出社になってしまったけど、念のため自分の荷物を整理しないといけないからちょうどいい。


仕事を始める時間がやって来ると私は課長に呼び出されて今後のことについて告げられた。


昨日、祐と椿さんと土嶋さんが話に来たことも言われたからそれで考慮してくれたんだと思う。



少しだけ課長と話し合って、これからについて決めてから私は再び自分の仕事へと戻った。


後輩に引き継ぐことを教えたり、締め切りが迫っている書類を作成していると席を離れていた穂並さんが戻ってくる。


あまりいい表情はしていないから私がどうするのか聞いてきたように思えた。



「課長からさっき話を聞いたと思うけど、必要な書類を預かってきたよ」


「ありがとうございます」


「せっかく青木たちが止めてくれて、異動しなくて済んだって言うのに。一ヵ月後には辞めるなんて……。小春がいなくなると寂しすぎるわよ」


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