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永遠の愛を奪って
第4章 永遠の愛と出会い

「今日も暇なのかなー。新人も仕事を覚えてきたからなんか忙しさが半減されたよね~」
自分のデスクの椅子に座り、パソコンの電源を入れた時に穂並さんが話し掛けてくる。
「そうですよね。でもやっといつもの調子に戻ったというか……」
「それもそっか。あたしも青木みたいに仕事いっぱい欲しいなー。最近、あいつ忙しそうだもんね」
また青木くんの話をしている……。
以前は同じ課の後輩だったみたいだけど、今は違うのにどうしてそんなに気になるんだろう。
もしかして穂並さんも青木くんのことを好きとか……?
偶然にも近くに誰もいないから、今度は私が探らせてもらうことにする。
「そういえば穂並さんは最近彼氏と上手くいっているんですか?」
「えっ?彼氏?……うーん。まぁまぁかな。付き合い長いからマンネリからなかなか抜け出せなくてさー」
「マンネリですか……」
「最近思うんだけど、結婚したいなら別れて新しい人と付き合うこともありかなーって思えてきた」

