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ベストパートナー
第2章 麻衣子
「遅いよ!」


 麻衣子が顔を出す。
 そして体はタオルを巻いていた。
 つまり脱いでいた。


 和風モダンなこの部屋も、風呂場に続く場所にはがあり、洗面所があった。ここだけは和風を感じさせないのは、密会用ホテルだからだろうか? いやあくまで「和風」であり「和」ではない。
 だから良いのだろう……なんてことはどうでもいい。
 麻衣子が脱いじゃった。


「脱がしたかった?」


 俺は残念がりながら麻衣子に近づき、不意を突く様にタオルを剥ぎ取った。


「キャ! ちょっと!」


 反射的に体を丸めてしゃがもうとす麻衣子を、強引に起こし体を見る。
 

 ……一言、弾けてる。


 若さが爆発していて、これが二十歳なのか! と凄さを目の当たりにしていた。
 胸は標準かそれよりボリュームがあり思ったよりも小さくなく、見事なまでのピンク色て形良い乳輪に少し上向きな乳首。腰は細く弛みなんて全くなく引き締まていてた。
 その下の陰毛は薄く弱々しく、視線を後ろにまわすとそこには程良い肉付きの尻が、上目遣いをしている。
 脚も程良い肉付き。


「乱暴はいや!」


 麻衣子が声を張り上げ、俺は我に返った。
 スタイル抜群とはこのことで、彼女の生まれたままの姿に圧倒されている。


「恥ずかしいよ! でも……嬉しい」


 麻衣子が照れ笑いしている。
 

 !!!


 肉棒が脹らみはじめた。それも一気に来た!
 俺は洗面所に、服を脱ぎに行く。すると麻衣子が付いてきた。


「テルの裸を見せて!」


 麻衣子がニタニタしている。
 そして、なんだか上から目線であった。
 

 洗面所に来ると、俺は肉棒の苦痛を解放させるためと、麻衣子のいちゃもんを防ぐために、一気に脱ぎはじめた。
 体を見比べるのは、正直嫌だ。例え男と女で体のつくりは違うとは言え、大部俺は劣っているのは間違いない。
 


「アハハ!」


 麻衣子の高笑いが、耳に痛い。
 このヤロー! ヒイヒイ泣かせてやるぅ。



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