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ベストパートナー
第3章 ヒトミ
1
今年の六月は雨が多い。
梅雨とは言っても、昨年は空梅雨で確か一昨年もだった。
今、俺は市民体育館の二階にいる。
そこにはランニングコースがあり小さなトラックがあった。
俺は今、ゆっくりではあるが走っている。
理由は、体づくりのため。
パソコンと向き合うだけでは、ストレスが溜まる。それに近頃は彼女達も忙しいとのこと。
まあ仕方ないな。
俺が体力づくりをするのは、色々なストレス解消と、やはり体力向上である。
どんな場合でも、体力は必要不可欠。
窓から見る外、雨粒が見え激しく降り続く様子が窺える。やはり今日はここである。
ランニングコースは平日とあり、人は疎らである。利用者があまりいない。ほぼ貸切である。
「すみません! コース譲って下さい!」
後ろから厳しい声がした。
俺は驚きながら、ランニングコースの一番外周に走る場所を移す。
するとポニーテールの、スラリとした女が抜き去っていく。視線が少し合うと、目がキッ! と吊り上がり、なんだか威嚇されている。
おいおい、俺が一体何かしたのか?
そんな女の後ろ姿を見る。肩が汗で滲み、ショートパンツがなかなか色っぽい。そう言えば、おっぱいも中々だったような……。
いかん! 今は邪念を振り払い、走るだけ。
俺も少しだけになるけど、体力が上向いてきた。少し前は、ちょっと走るだけで息が上がった。しかし今はそうではない。
よし! 調子にのったぞ! しばらく走ろう。
今年の六月は雨が多い。
梅雨とは言っても、昨年は空梅雨で確か一昨年もだった。
今、俺は市民体育館の二階にいる。
そこにはランニングコースがあり小さなトラックがあった。
俺は今、ゆっくりではあるが走っている。
理由は、体づくりのため。
パソコンと向き合うだけでは、ストレスが溜まる。それに近頃は彼女達も忙しいとのこと。
まあ仕方ないな。
俺が体力づくりをするのは、色々なストレス解消と、やはり体力向上である。
どんな場合でも、体力は必要不可欠。
窓から見る外、雨粒が見え激しく降り続く様子が窺える。やはり今日はここである。
ランニングコースは平日とあり、人は疎らである。利用者があまりいない。ほぼ貸切である。
「すみません! コース譲って下さい!」
後ろから厳しい声がした。
俺は驚きながら、ランニングコースの一番外周に走る場所を移す。
するとポニーテールの、スラリとした女が抜き去っていく。視線が少し合うと、目がキッ! と吊り上がり、なんだか威嚇されている。
おいおい、俺が一体何かしたのか?
そんな女の後ろ姿を見る。肩が汗で滲み、ショートパンツがなかなか色っぽい。そう言えば、おっぱいも中々だったような……。
いかん! 今は邪念を振り払い、走るだけ。
俺も少しだけになるけど、体力が上向いてきた。少し前は、ちょっと走るだけで息が上がった。しかし今はそうではない。
よし! 調子にのったぞ! しばらく走ろう。