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第16章 トランジット

サーシャさんはランジェリー・長女のミーシャさんと次女のミーナさんと三女のシーナさんはファミリー衣料とシーズンファッションの部門を、四女のシーナさんと五女のジュリさんはコスメティックの部門を六女のリーナさんと七女のリーアさんと八女のミリさんはブライダルの部門をそれぞれ担当することになったのでありました。

九女のナターシャさんは、他に役割がありませんでしたが、秘書検定１級の資格を保有していましたので、私・イワマツたちと行動をすることになったのでありました。

なお、この時点では商品を大量に生産することができませんでしたのでドイツにあります縫製工場に商品製造の委託をお願いすることにしました。

続いて私たちは、フランスのボージョレーへ行きました。

ボージョレーのブドウ農園の主のポムじいさんは、高齢でこの先の農園の経営に不安がありましたので農園を買ってほしいと私たちに伝えたのでありました。

私は、ポムじいさんの農園を買いまして農園を大胆リフォームすることにしましたが、ワインのことについてはポムじいさんがいないと分かりませんので、ポムじいさんにお願いをすることにしたのでありました。

ポムじいさんは、私たちの問いかけに対しまして『うむ、よかろう…』と承諾をしてくださったのでありました。

この後、タスマニア島で暮らしているポムじいさんの息子さん夫婦が経営している肉牛農園と食肉加工工場まで行きました。

私たちは、現地に到着後にポムじいさんの息子さん夫婦にワインとセット販売をいたしますステーキ肉の加工生産の委託のお願いをしました。

ポムじいさんのブドウの農園で暮らしている長男さん夫婦と次男さん夫婦と三男さん夫婦にも、ポムじいさんを助けるために引き続き農園をお願いをすることにしました。

タスマニア島の食肉加工工場は、四男さん夫婦が経営していました。

食肉加工工場は、肉牛を育てるスペースを広げるための大胆リフォームをしまして、増産体制を整えることにしたのでありました。

更に、私はイタリーの時計メーカー『フィレンツェ』を買いましてリーナさんとリーアさんとミリさんのブライダルの部門ができるように整えたのでありました。

他にも、いろんな準備などをしていましたので、ひととおりが完了しましたのは９月30日のことでありました。