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乳房星(たらちねぼし)・再々修正版
第21章 愛しのエリー
午後1時過ぎのことでありました。

ところ変わりまして、ドォーモの中にて…

私たちは、大聖堂の内部をゆっくりとした足取りで観賞していました。

フランチェスコ・イェラーチェ制作の石像『聖パウロと聖ステファヌス』がかざられているゲートをくぐった後に、色とりどりのステンドグラスで彩られている大聖堂の内部を見ている時、私の心の中で忘れられていた想い出が少しずつよみがえっていたのでありました。

私が小学生の夏休みの時に、ケントさん夫婦のご家族と一緒にシチリア島とマルタ本島へ旅行をしていた期間の最後の日にドォーモへ行きまして、大聖堂の中を観賞しました。

私がアメリカ合衆国の小学校にいた時、ケントさん夫婦は、夏休みごとに世界各地へたくさん連れて行っていただいたよね…

私は、天井にかざられているステンドグラスを見つめながら遠い昔のことを思っていたのでありました。

夕方6時過ぎに、私たちはダブルデッカーのバスに乗りまして、専用機が待機しているカタンツァーロ空港へ向かいました。

南イタリアでのお仕事が完了しました後も、まだ仕事が待っていたのでありました。

ポムじいさんからのお願いで、九男さん夫婦が経営するワイナリー農園を買ってほしいと言うことで、この後は大内(おおち・香川県東かがわ市)へ行くことになっていました。

専用機は、日付が変わった頃にカタンツァーロの空港を出発しまして、地中海・ジブラルタル海峡・モロッコ沖の上空から大西洋・アメリカ合衆国本土・太平洋を横断しまして、日本へ向かっていました。

2月23日の午前10時頃に、専用機は東海道沖・伊勢湾・紀伊山地・紀伊水道の上空を通りまして、高松空港へ向かっていました。

午前11時過ぎに、私たちが乗っている専用機は高松空港に到着をしました。

高松空港の到着ロビーにて、ポムじいさんの九男さん夫婦と合流した後に、私たちはダブルデッカーのバスに乗りまして高速道路を経由しまして大内へ向かいました。
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