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乳房星(たらちねぼし)・再々修正版
第21章 愛しのエリー
私たちは、大内のワイナリー農園に到着後にすぐに仕事に取りかかったのでありました。

ワイナリー農園は、JR三本松駅から南東に7キロのところにありまして、高松自動車道の白鳥大内(しらとりおおち)インターから車で5分と交通の便がいいところで、立地条件よしの場所でありました。

私は、ワイナリー農園を買った後に整備や諸々の手続きを取りまして、2月25日の午前11時過ぎに全ての仕事を完了させました。

正午過ぎにお仕事が完了いたしましたので、私たちはダブルデッカーのバスに乗りまして、高速道路経由で大毛島(徳島県鳴門市)へ向かいました。

私たちは、大毛島にあります大塚美術館へ行きまして、のんびりと芸術観賞をしていました。

南イタリアのドォーモの大聖堂の中を観賞していた時と同じような足取りで、ゆっくりとした足取りで絵画を一つずつ観賞していました。

夕方5時半頃に、私たちはルネサンスリゾート鳴門に到着をしました。

ホテルに到着した後に、宿泊の手続きを取りまして各部屋へ行きました。

ところ変わりまして、私がいる部屋にて…

私は、リクライニングチェアに座りまして、夕闇に染まっている鳴門海峡を見つめていました。

夕闇に染まっている海を眺めている時に、私は小さいときに大好きだった実母のことをよく思い出していたのでありました。

実母と別れたあの日から、夕食を終えた後は決まってテラスに出まして、夕闇に染まっている海を見つめていました。

来島海峡を行き交う大型タンカー・小さな灯りが灯っている関前の観音崎の灯台の灯り・岡村島と大崎下島の間のとまち瀬戸に灯る船の灯りと御手洗(みたらい)の街並みの灯り・いまぞう(今治造船)とドック(来島ドック)の工場の灯り・ドックに停泊している外国船がライトアップで灯されている様子など…

そんな時に、夜空を見上げていると晴れ渡った夜空に満天の星が灯っているのをよく見かけていました。

何万の小さな星がちりばめている星空の中で、女性の乳房の形をしている星を見つけた時でありました。

私は、女性の乳房の形をしている星が見える度に大好きな実母が帰ってきますようにと祈っていたのでありました。

実母は一体…

どこへ行ってしまったのであろうか…

いつになれば…

会えるのだろうかと…

そう思い続けて、どれくらいたったのだろうか…
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