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乳房星(たらちねぼし)・再々修正版
第1章 プロローグ~星の砂

話は、アンデルセン童話の『みにくいあひるの子』の世界から始まります。
雲ひとつない青い空、ポカボカ陽気に包まれている午後のことでありました。
場所は、池のほとりにあるあひるさんたちの家族が暮らしている家にて…
この日、家にはメスのあひるさんたち6匹が遊びに来ていました。
メスのあひるさんたち6匹は、6匹の黄色い身体のきょうだいあひるさんたち6匹のもとへ行きましてラブラブな時間を過ごしていました。
そんな中で、一匹だけどす黒い身体のあひるの子がすみっこにいまして、ひとりぼっちでさびしそうにしていたのでありました。
6匹のきょうだいあひるさんたちは…
メスのあひるさんたちとラブラブになっているのに…
どうしてぼくだけ…
メスのあひるさんがいないのだろうか…
ううん…
ぼくには…
最初から愛してくださるメスのあひるさんなんかいなかったのだ…
こななどす黒い身体で生まれてきたのだから…
ぼくのことを愛してくださる…
メスのあひるさんなんて…
最初からいないのだ…
雲ひとつない青い空、ポカボカ陽気に包まれている午後のことでありました。
場所は、池のほとりにあるあひるさんたちの家族が暮らしている家にて…
この日、家にはメスのあひるさんたち6匹が遊びに来ていました。
メスのあひるさんたち6匹は、6匹の黄色い身体のきょうだいあひるさんたち6匹のもとへ行きましてラブラブな時間を過ごしていました。
そんな中で、一匹だけどす黒い身体のあひるの子がすみっこにいまして、ひとりぼっちでさびしそうにしていたのでありました。
6匹のきょうだいあひるさんたちは…
メスのあひるさんたちとラブラブになっているのに…
どうしてぼくだけ…
メスのあひるさんがいないのだろうか…
ううん…
ぼくには…
最初から愛してくださるメスのあひるさんなんかいなかったのだ…
こななどす黒い身体で生まれてきたのだから…
ぼくのことを愛してくださる…
メスのあひるさんなんて…
最初からいないのだ…

