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乳房星(たらちねぼし)・再々修正版
第5章 涙の条件
「はいもしもし…姉さん、かんにんしてーなもう…うちには姉さんにかすゼニなんかあらへんねん…姉さん!!ひとの話を聞いてや!!姉さんがパチンコ店に出入りばかりしよるからこななことになったんやろが!!ほやから(オイゴ)が大学でだらけてしまったのだよ!!姉さん!!こっちは怒っているのだよ!!(オイゴ)に言うておけ!!学生運動をしに行くために大学へ行くのだったら大学やめいと言うておけ!!今から市役所へ行って自衛隊へ入隊する手続きを取りに行くから…姉さん!!オレは(オイゴ)にしっかりせえというとんや!!オレはものすごく怒っているのだよ!!……えっ?波止浜…里崎施設長…えっ…えええ…」
「ちょっと!!変わってよもう!!」

この時、居間で実母と一緒にいました施設長さんが眞衣美さんのダンナさんに『電話変わって!!』と怒りながら受話器を取り上げました。

施設長さんは、受話器をてにしたあと受話器の向こう側にいる波止浜の母子保護施設のスタッフさんに話しました。

「ごめんなさい…義弟(おとうと)、大阪で暮らしてはるシングルマザーの義姉さんかと思い込んでいたの…えっ?リビーさんが撃たれた…リビーさんが撃たれた…」

この時、施設長さんの顔が真っ青になってしまったのでありました。

「もしもし!!リビーさんが子どもたちが遊んでいたエアガンで撃たれたってホンマなの!?もしもし!!もしもし!!」

施設長さんは、リビーさんがレストランから飛び出した時にレストランの近くの空き地でエアガン遊びをしていた子どもたちが持っていたエアガンで撃たれて転倒したあと意識を失って救急車で室屋町にある大型病院へ運ばれたと言う知らせを聞いたので、臨月の状態になっている実母を連れて今治市へ引き返すことにしました。

このあと、さらにさわぎが拡大してしまったので、話はますますややこしくなってしまうのでありました。
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