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乳房星(たらちねぼし)・再々修正版
第5章 涙の条件

そしてまたその上に、深刻な事態が発生してしまったのでありました。
ところ変わりまして、徳島駅の近くのぽっぽ街にあります理髪店にて…
(チリリリリン、チリリリリン、チリリリン…)
店の営業中に、店の黒電話が鳴っていたので眞衣美さんはイヤそうな表情でダンナさんに言うていました。
「あんた!!電話出てよもう!!」
「えっ?電話…」
「あんたね!!この最近義姉(ねえ)さんがひんぱんにかけてくるのでうちはイラついとんよ!!ビシッと言うてよもう!!」
「分かってんねん…」
(チリリリン、チリリリン、チリリリン…)
ダンナさんは、ものすごくつらそうな表情でこう言いながら電話機に向かっていました。
「なんなんねんもう…姉さん…かんにんしてーなもう…うちは姉さんにかすゼニなんかないねんな…」
ダンナさんは、また大阪で暮らしているシングルマザーの姉からカネをサイソクされるかもと思っていたのでますます泣きそうな表情になっていました。
眞衣美さんのダンナさんは、黒電話の受話器をあげたあとますます泣きそうな声でこう言うていました。
ところ変わりまして、徳島駅の近くのぽっぽ街にあります理髪店にて…
(チリリリリン、チリリリリン、チリリリン…)
店の営業中に、店の黒電話が鳴っていたので眞衣美さんはイヤそうな表情でダンナさんに言うていました。
「あんた!!電話出てよもう!!」
「えっ?電話…」
「あんたね!!この最近義姉(ねえ)さんがひんぱんにかけてくるのでうちはイラついとんよ!!ビシッと言うてよもう!!」
「分かってんねん…」
(チリリリン、チリリリン、チリリリン…)
ダンナさんは、ものすごくつらそうな表情でこう言いながら電話機に向かっていました。
「なんなんねんもう…姉さん…かんにんしてーなもう…うちは姉さんにかすゼニなんかないねんな…」
ダンナさんは、また大阪で暮らしているシングルマザーの姉からカネをサイソクされるかもと思っていたのでますます泣きそうな表情になっていました。
眞衣美さんのダンナさんは、黒電話の受話器をあげたあとますます泣きそうな声でこう言うていました。

